カナダの永住権を取って、生きがいのある人生を手にしよう!

2020年2月9日

僕は、25歳の時に、大学卒業後3年間勤めたIT営業の仕事を辞め、ワーキングホリデービザでバンクーバーに渡りました。その一年後、カナダの永住権取得に向け、ケアギバープログラム(永住権取得プログラム)に挑戦し、30歳で永住権を取得しました。そんな僕が、どうして20代半ばでこのような大きな決断をしたのかという理由をお伝えします。

理由1

日本の行く末が漠然と不安だったから

ニュースやネット記事では、日本の今後についてネガティブな内容を目にする機会が多いです。中には、注目を集めるためか、日本はこれから黄金時代といったような誇張表現をしている記事もありますが、非現実的な論理展開をしているものばかり。僕の心には、日本に対する以下のような不安要素がありました。

  • 急激な少子高齢化による国力の低下
  • なかなか上向きにならない実態経済
  • 頻繁に起こる自然災害

今のご時世、先進国の大半は、少子高齢化問題を抱えています。移民大国と言われるカナダは、労働力となる移民を諸外国から積極的に受け入れています。カナダでも子供の出生率自体は低いですが、移民受け入れにより労働力人口をカバーしているという実態があります。カナダに住んでいる人の4人に1人は、移民とまで言われています。極端な言い方をすると、カナダは、他国から労働力となる若い世代を横取りしているという言い方もできるかもしれませんが、それだけカナダに移住したいと考える移民が多いのも事実です。また、カナダのような移民受け入れ国からしてみれば、受け入れと同時に即労働力になる移民は、自国で生まれ育つ生粋のカナディアンと比べ、教育などに財源をさく必要もないので、経済的にもウハウハな仕組みなのです。依然として、鎖国的風土が強く残っていたり、世界で指折りの難易度を誇る日本語が公用語の日本では、このような移民の取り合いでは、勝ち目がありません。結果として、日本の国力低下は避けられないでしょう。

紙面では、2012年より続く「戦後最長の景気回復」なんてことが言われていますが、日本国民の大半は、実感がほとんどないのではないでしょうか。僕は、経済学者ではないので、専門的なことをお話しできませんが、日本にいる間、一度も好景気の「こ」の字も感じられなかったです。社会人時代も一部上場の大手企業に勤めてはいましたが、手取りのお給料はずっと、20万円前後で常に懐が寂しかったのを覚えています。挙句、消費増税で消費税10%となると、泣きっ面に蜂もいいところです。僕は、カナダで現在、介護士の仕事をしていますが、景気上昇に応じて、お給料が上がっていますし、日本での営業マン時代より最低でも1.5倍のお給料をもらっています。もちろん、国が違うので物価も違いますし、単純な比較は難しいですが、贅沢をしなければ、大半の人にとって、カナダの方がゆとりのある生活を送ることができると言えます。

今でも忘れられませんが、2011年3月11日、僕は神奈川県に住んでいました。お昼過ぎに激しい揺れとともに冷蔵庫のドアが開き、食材が全て出てきたのを覚えています。当時、震源地近くに住んでいた両親に電話しようとするも電話回線がパンクしていて数日間、安否確認ができず、不安な思いをしながら電話回線が復旧するのを待っていました。被災地ではない場所に住んでいても、これだけの混乱があるので、自分が被災地に住んでいたらと思うとゾッとします。近い将来に首都直下型地震が起こると言われていたり、ここ最近の異常気象等を考えると不安が尽きません。

理由2

日本の労働環境に疲れてしまったから

正直、僕にとってこの2つ目の理由の方が、カナダ行きを後押ししたような気がします。グローバル社会の風潮に合わせて、日本の就職事情や労働環境が変化しつつありますが、未だに新卒一括採用や年功序列といった古臭い雇用慣行が数多く見受けられますし、縦社会文化によるパワハラやサービス残業といったストレスの溜まる職場が多いのではないでしょうか。私の勤めていた職場は、まさしくそのような感じでした。朝8時半に出社し、夜10時退社は当たり前。時には、日をまたぐこともあるし、無賃で休日出勤したこともよくありました。上の人間は、まともに仕事もせずに日中から遊び歩き、下の人間の成果が上がらないと怒鳴り立てるという地獄絵図ができあがっていました。入社早々、そんな感じが続いていましたので、「石の上にも三年って言うから3年働いたら辞めよう」と心に決め、3年経ったタイミングで辞表を出しました。今思えば、そんな3年ルールに拘らず、早めに辞めておけば良かったと考えています。実際、カナダで介護士の仕事をして改めてカナダ移民の決断をして良かったと心から感じています。日本人の感覚からしたら、ビックリするかもしれませんが、勤務時間中に自分の業務が終わっていれば、休憩することもよくあります。もちろん、その休憩時間もお給料が支払われます。サービス残業なんてしたこともありません。どこの国に住んでいても、大概、フルタイム(週40時間前後)で働くことになります。生きている時間の大部分を就労に費やすわけです。就労に費やす時間の質が悪いということは、人生の質が悪いといっても過言ではありません。僕は、仕事は仕事でちゃんとして、プライベートの時間や家族との時間を大切にしたいです。仕事をするために生きるのではなく、生きるために仕事をしたいのです。

理由3

人生一度きり、挑戦せずに後悔するくらいなら挑戦しようと思ったから

僕がカナダに行くことを決めた時は、「これは片道切符の挑戦だ」とずっと思っていました。一度、日本社会から離脱したら戻ってくるのは容易なことではないし、戻ってきたところで自分のカナダ移民への夢は諦められないだろうと分かっていました。自分なりに移民法を調べたり、移民コンサルタントに相談したりと下準備もいろいろとしました。当時の自分の経済力や英語力等から判断して、最適な永住権取得プランは、ケアギバープログラムという結論に至りました。ケアギバーになるための学校の学費を工面するためにワーキングホリデー期間中はフルタイムの仕事を2つ(レストランと洗車の仕事)掛け持ちし、週7日で働き、時には睡眠が足りなくなることもありました。学校は、8ヶ月のコース(6ヶ月の授業+2ヶ月の教育実習)で、在学期間中も生活費を工面するために、パートタイムの仕事をしていました。学校の授業が終わったら早々に電車に乗って、仕事場に行き勤務開始。仕事が夜中の1時に終わり帰宅。学校の課題を朝の5時までやって、2時間程度の睡眠をとり、登校なんてクレイジーなことをよくやりました。でも、不思議なことに夢や希望があれば、どんなに過酷な道でもやり遂げられるものです。当時のことを振り返っても、あまり辛い記憶がありません。本当に挑戦して良かったって思います。

最後に

母国を離れて、海外に住むなんて大それたことを考えたこともないって人、結構多いのではないでしょうか。第一言語が英語じゃないのにどうやって生活して行くんだとか。でも、冒頭でもお話ししたようにカナダは、住民の4人に1人が移民の国です。いろいろな人種、文化、言語が入り混じった国なのです。カスタマーサービスに電話したら、電話越しの相手の英語が片言だったり、掛かり付けのお医者さんの英語が自分の英語よりヒドイなんてこともよくあります。それでも、みんな、お互い尊重し合い理解し合おうとしています。もちろん、カナダで生きて行く上で、英語力は絶対に必要になってきます。でも、住んでみたらわかると思いますが、思いの外、言語のハードルは高くはないと感じる方が多いと思います。年齢が30歳以下の方なら、ワーキングホリデービザを有効活用して各々の永住権プログラムに繋げていくこともできます。ですので、カナダの永住権を取得して住んでみたいと考えている方は、諦めずに挑戦してみてください。